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眠りが浅くてすぐに起きてしまう人の特徴とは?

眠りが浅く、夜中に何度も目が覚めてしまう人には、共通した特徴があります。
今回のコラムでは、眠りの浅い人の特徴と改善法を解説します。

眠りが浅い人の6つ特徴

はじめに、眠りが浅い人の典型的な特徴を6つ紹介します。

①カフェインの摂りすぎ

カフェインには覚醒作用とともに利尿作用があり、どちらも良い睡眠を妨げてしまいます。
1杯のコーヒーには数時間の覚醒作用があると言われていますので、夕食後のコーヒーを控え、ノンカフェインのお茶などを飲むようにしましょう。

②アルコールの摂りすぎ

寝る前にアルコールを飲むと寝付きが良くなると考えている方もいますが、これは間違いです。
アルコールが眠気を引き起こす時間は3時間ほど。それ以降は、アルコールを分解するために逆に脳が活発化して眠りの質が低下してしまいます。
どうしても飲みたい日は少量を、できるだけ早い時間に飲むようにしましょう。

③ストレスを抱えている

仕事や人間関係によるストレスは自律神経に悪影響を与え、深い眠りを妨げる原因になります。
着心地のよい服を着る、アロマを使う、好きな映画や音楽を楽しむなど、家で過ごすときはできるだけリラックスできるように心がけましょう。

④寝る前にスマホを見ている

スマホが放つブルーライトには太陽光と同じ性質があるため、夜間に見すぎると脳が昼間と勘違いして目が覚めてしまう可能性があります。
ブルーライトカットのメガネをかけるか、極力就寝前にスマホを見ない習慣を身につけましょう。

⑤夕食を食べてすぐ寝る

夕食を食べてすぐ眠ると、胃腸の消化運動はまだ続いている状態なので、ノンレム睡眠に入ることができません。
ベッドに入る3時間前には夕食を済ませるようにしましょう。

⑥眠る直前に風呂に入る

深い眠りを得るには、深部体温(体内の深い部分の体温)を下げる必要があります。
寝る直前に風呂に入ってしまうと、深部体温が上がってしまい逆効果に。
少なくとも就寝2時間前には風呂を済ませましょう。

眠りが浅くなる習慣をやめてノンレム睡眠時間を増やそう

眠りが浅い人の特徴を6つ挙げて解説しましたが、あなたに当てはまるものはありましたか?
これらの特徴は、遅くまで働いている現代の日本人に多く共通する点でもあります。
すべてを改善することは難しいかもしれませんが、できることからひとつずつ直していくことで、今よりノンレム睡眠時間を増やしていきましょう。