睡眠の質と日常生活ってどう関係しているの?
睡眠の質と日常生活はどのように関係しているのでしょうか。
今回のコラムでは、質のよい睡眠が取れている人と、そうでない人の2つのパターンに分けて、日常生活との関係について解説します。
睡眠の質と日常生活の関係性
朝、昼、夜の3つの時間帯に分けて、睡眠の質が日常生活に及ぼす影響について解説します。
朝の日常生活との関係
質のよい睡眠が取れている人は、昨日の疲れを引きずることがありません。
朝からすっきり気持ちよく目覚められ、気力もみなぎっているでしょう。
代謝機能や消化機能が正常に働いているため空腹感があり、朝食もしっかり食べられます。
よい睡眠が取れない人は起きても眠気が抜けず、朝から脱力感や無気力感を感じます。
食欲よりも眠気が勝ってしまうため、朝食を取らずぎりぎりまで寝てしまうことが多いでしょう。
昼の日常生活との関係
睡眠の質がよいと、日中は交感神経が活発に働くためエネルギッシュに仕事や作業をこなすことができます。
しっかりと疲労回復ができているため、長時間の仕事に耐えられるスタミナも持ち合わせています。
眠りが浅い人は、注意力や記憶力が散漫になってしまうため、ささいなミスをしがちになってしまうでしょう。
ストレスを溜め込みやすくなり、人間関係のトラブルを招いてしまいます。
交感神経が過敏に反応し、常にイライラした気分で過ごすことになるでしょう。
夜の日常生活との関係
質のよい睡眠が取れている人は終業後も体力があり余っています。
気力もまだまだみなぎっているため、ジムで汗を流したり、趣味に時間を使ったり、一日の残りの時間を有意義に過ごすことが出来るでしょう。
一方で、眠りが浅い人は慢性的に疲労が蓄積してしまっているため、夕方にはへとへとになっているでしょう。
不眠からくるストレスを発散するために偏った食事や飲酒をしてしまう傾向があり、さらに眠りの質を下げる悪循環に陥ってしまいがちです。
睡眠の質を改善してよりよい日常生活を送ろう
質のよい睡眠が取れている人は、寝ている時間も含め、すべての日常生活において恩恵を受けることができるでしょう。
反対に、睡眠の質が悪いと一日中ネガティブな気分で過ごすことになり、さらなる不眠のスパイラルに陥ってしまいがちです。
睡眠の質は日常生活に密接に関係しています。 改善できる部分から改め、よりよい暮らしを実現していきましょう。